尖足
「ありがとう」の言葉
滋賀県大津市のなかがわ指圧治療院です。
朝晩涼しくなり、我が家の孵化した鈴虫も絶好調で鳴いています。
その反面、患者さんの子ども達は、鼻水が出ていたり、咳をする子ども達が増えてきました…。
今日は、中学生の患者さんについて書きたいと思います。
脳性麻痺の診断があり、膝を伸ばすことが苦手で、家の中では四つ這いで移動しています。
足首は内反(内返し)尖足(つま先が下を向いている)の状態。
手は、左手を使い、右手はほとんど使わない。
お話はできないのですが、よく笑って私がマッサージに行くと歓迎してくれます(多分)。
膝を伸ばすことが苦手なので、マッサージをする時はこのクッションを膝の下に入れてマッサージをします。
「足のマッサージするで」と言うと、少し時間はかかりますが、クッションが入りやすいように足を伸ばし準備をしてくれます。
最初は、足のマッサージが終わると私がクッションを取っていたのですが、ある日クッションを取らなかったらどうするかをテストしてみました。
すると、普段使わない右手を使ってクッションを押しのけたのです。よほどクッションがあるのがいやだったのでしょうか。けど、右手を使ったことにビックリしました。
この時から、自分でクッションを取れることが分かったので、私がクッションを取ることはやめました。「やって!」と言ってくるのですが、「できるやろ」というと渋々右手を使って自分で取っています。
押しのけたクッションは、私が取りに行って、「クッション取れたな、すごいやん」とほめてあげると、調子がいい時は左手を出してハイタッチをしてマッサージは終了です。
けど、昨日のマッサージ終了時には変化がありました。
右手で押しのけたクッションを掴んで私に渡してくれたのです。
「でぇ~!持てんの!?すごいやん!」とビックリしてすぐに「ありがとっ!」って言ったのですが、一気に機嫌が悪くなってしまいました…。
「え~!何でなん!?」
一連の流れをお母さんにお話しすると、「最近ありがとうって言うと怒るんです、恥ずかしいんやと思います」と言われていました。
普段使わない手を使ったことのうれしさよりも、「ありがとう」と言われて機嫌が悪くなる方が気になってしまいました。
「ありがとう」の言葉について、私がお世話になっているキッズコーチングの講師の先生がこの様なブログを書いておられました。
「ありがとう」と答える人は、自己肯定感が高くなる!
https://ameblo.jp/honeyhoneybox/entry-12404235959.html
機嫌が悪くならない程度に「ありがとう」を言い続け、2人で一緒に自己肯定感を高めて自信を付けて行きたいと思います!
当院へのお問い合わせメールはこちらから
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
2018.9.13
世界中で愛用されているマッサージ
大津市瀬田のなかがわ指圧治療院です。
今月は患者さんにご無理を言って、土日に勉強会に参加してきました。
国際リドルキッズ協会さん主催の小児タッチセラピー。
先生は、国際的に評価されているティナ先生!
世界中で愛用されているマッサージを勉強してきました。
早速、成果も出ています。
脳性麻痺で、尖足(かかとが地面につかない)に悩んでいる患者さん。
マッサージをして数時間後に、かかとをチェックしてみたら、「かかとが地面についている!」とお母さんからご連絡を頂きました。
全ての方に速効性があり、効果があるとは言えませんが、尖足で悩んでおられる方はたくさんおられると思います。
是非一度、当院のマッサージを体験してみてください。
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